ナイキ、NFT市場撤退:RTFKT売却と本業回帰

ナイキはRTFKTを売却し、NFTやWeb3事業から撤退。コア事業へ再注力する方針です。市場低迷と1年間の事業縮小を経ての決断となりました。

ナイキはデジタルプロダクト子会社RTFKTを売却し、NFTやWeb3への取り組みから大きく方向転換しました。売却は2025年12月16日付で発効し、これはRTFKTの事業縮小とNFT市場の低迷(過去1年で時価総額が67%以上減少)を受けたものです。ナイキは2021年にRTFKTを買収し、デジタルコレクティブルやメタバースファッション分野へ進出しましたが、新経営陣の下で本来のスポーツ、フットウェア、卸売事業へと軸足を戻しました。買収先や売却条件は非公開です。NFT制作からは撤退しますが、ビデオゲーム企業とのインゲームウェアラブルなど、一部デジタルコラボレーションは小規模ながら継続予定です。この動きは、NFT購入者からの法的課題やConverseなど他部門の売上減少も背景にあります。ナイキのRTFKT売却は、主要ブランドがデジタル資産戦略を見直し、より実体のあるビジネス優先へとシフトする広範な傾向を反映しています。

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