韓国最高裁:取引所のビットコイン差し押さえ可能
韓国最高裁は、取引所のビットコインが刑事事件で差し押さえ可能と判断し、デジタル資産も差し押さえ対象財産であると認定しました。物理的な物のみが対象との主張は退けられました。
韓国最高裁判所は、仮想通貨取引所に保管されているビットコインが刑事捜査の際に差し押さえ可能であると判決し、デジタル資産が同国の刑事訴訟法に基づく差し押さえ対象財産に該当することを明確にしました。この決定は、マネーロンダリング捜査で55.6BTCが押収された事件に端を発し、口座名義人は物理的な物のみが押収対象と主張しましたが、裁判所はこれを退け、ビットコインのような電子情報も差し押さえ対象であると判断しました。判決は、ビットコインが管理・取引・コントロール可能な経済的価値を持つ電子トークンとして、当局による押収が可能な資産の法的基準を満たすことを認めています。これは、仮想通貨を財産と認める過去の韓国裁判所の判断とも一致し、仮想通貨関連犯罪への取り締まり強化の流れの中で出されたものです。この決定は、刑事事件におけるデジタル資産の扱いに関する法的先例を示し、国内の規制強化の動きを後押しします。