ロシア、暗号資産法案最終化へ:国内禁止・越境利用
ロシアは暗号資産規制法案を最終化へ。国内決済は禁止、越境利用は許可。投資家制限や中央銀行のライセンス制度も導入。
ロシアは包括的な暗号資産規制法案「デジタル通貨およびデジタル権利について」(No. 1194918-8)の最終化を進めており、7月21日に第2・第3読会が予定されています。法案はロシア中央銀行の下でライセンス制度を設け、デジタル資産を財産権として認めます。国内での暗号資産決済は禁止されますが、保有・取引や規制された越境取引は許可されます。 また、二段階の投資家保護制度が導入され、非適格投資家の年間購入額は30万ルーブル(約4,000ドル)に制限。適格投資家や貿易参加者にはより高い上限や最小限の制限が設けられます。ライセンス取得済みプラットフォームは税務代理人として、投資家から所得税を源泉徴収できるようになります。 改正案ではウォレットアドレスの申告義務が削除され、暗号資産による投資や新たな送金管理規定が追加されました。採択されれば、主要規定は9月1日に施行予定で、特に国際取引におけるデジタル資産の法的枠組みを明確にします。