米雇用統計好調でビットコインに下落圧力
1月の米雇用統計は予想超えの13万人増、失業率4.3%。米国債利回り上昇とFRB利下げ観測後退でビットコインは一時上昇後、再び下落圧力。
1月の米国非農業部門雇用者数は13万人増と、市場予想の約6.6万人を大きく上回りました。失業率も4.3%に低下し、労働市場の大幅な改善が示されました。この強い雇用統計を受け、米国債利回りが上昇し、FRBの利下げ観測は後退しました。強い雇用データは金融緩和の必要性を低下させるためです。 ビットコインや暗号資産市場では、発表直後に価格の安定や一時的な上昇が見られましたが、すぐに下落圧力が強まりました。堅調な雇用指標は、米国債利回りの上昇や経済の底堅さがFRBに高金利維持の余地を与え、金融環境が引き締まることで、リスク資産であるビットコインにはマイナス材料と見なされています。 さらに、米労働統計局の年次改定で過去の雇用者数が89.8万人減少し、昨年の労働市場は当初の見積もりよりも弱かったことが明らかになりました。