JPMorgan警告:DeFi脆弱性と流出で投資家離れ
JPMorganは、DeFiのセキュリティ問題と成長停滞、KelpDAOの大規模流出が機関投資家の関心を抑制し、資金がステーブルコインへ移行していると報告。
JPMorganは、分散型金融(DeFi)分野におけるセキュリティ脆弱性と成長の停滞が、機関投資家の関心を制限していると複数のレポートで指摘しています。最近のKelpDAOエクスプロイトでは、クロスチェーンブリッジの脆弱性が悪用され、約2億9200万ドル相当の裏付けのないrsETHがミントされました。この事件により、数日でDeFiのTVL(Total Value Locked)が約200億ドル減少し、約2億~2億3千万ドルの不良債権が発生しました。 投資家はリスク回避のため、USDTなどのステーブルコインに資金を移す動きを見せています。アナリストは、DeFiの相互接続性がこうした事件の影響を増幅させていると指摘。スマートコントラクト監査の改善は進んでいるものの、ブリッジやインフラのエクスプロイトが依然として大きなリスクとなっています。 このような脆弱性の継続と有機的成長の欠如が、機関投資家の信頼とDeFiへの参加を引き続き損なっています。