FCA、ロンドンで違法暗号取引を摘発
FCAはHMRCと警察と共にロンドンの3拠点で違法P2P暗号資産取引を摘発し、活動停止命令を発出。登録済み事業者はおらず、マネロン懸念が高まっています。
英国金融行為監督機構(FCA)は、HM歳入関税庁(HMRC)およびロンドン警視庁と連携し、ロンドンで違法なピアツーピア(P2P)暗号資産取引事業への取り締まりを強化しています。9月10日、当局は未登録のP2P暗号資産取引が疑われる3カ所の施設を摘発し、活動停止命令(cease and desist letter)を発出しました。 今回の措置は2026年で2度目の大規模な執行であり、4月の作戦に続くものです。以前の捜査で得られた証拠が、現在の調査を支えています。FCAは、個人による暗号資産取引は登録不要ですが、英国でP2P暗号資産取引事業を行う場合はFCAへの登録が必須であると強調しました。 現在、英国で登録されているP2P暗号資産取引事業者は存在せず、運営者はマネーロンダリング防止規制の管理外にあります。FCAは、未登録運営者が不正資金の移動や洗浄を助長する恐れがあると警告し、2027年末までに包括的な暗号資産規制枠組み導入を目指し、今後も執行を継続する方針を示しました。