ECB、インフレとエネルギー高で金利2.5%に引き上げ
ECBはインフレ率3.3%を受け金利を2.5%に引き上げ。エネルギー高騰と地政学リスクが背景。市場は追加利上げやFRBの動向に注目。
欧州中央銀行(ECB)は政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、預金金利を2.5%、主要リファイナンス金利を2.65%に設定しました。これは今年2回目の利上げで、8月のユーロ圏インフレ率が3.3%に上昇したことを受けたものです。 インフレの主な要因は、中東の紛争や米国とイランの戦争によるエネルギー価格の高騰で、エネルギー部門のインフレ率は14.3%に達しました。ECBはインフレ率が目標を長期間上回ると予想し、今後数年の見通しを修正しています。 市場ではさらなる利上げや米連邦準備制度理事会(FRB)の動きに注目が集まっています。地政学的リスクやエネルギー価格の高止まり、経済成長への影響から、今後の金融政策には不透明感が残ります。ユーロは対ドルで上昇を維持し、投資家は米国のインフレ指標にも注目しています。