中国・イタリアのサービスPMI、成長鈍化も市場安定
中国のサービスPMIは6月に54.1と拡大を維持し予想超え。イタリアは50.2で成長鈍化。為替市場の反応は限定的でした。
中国のサービス業は6月も拡大を続け、RatingDog中国総合サービスPMIは54.1と、5月の54.4からやや低下したものの予想を上回りました。新規受注が堅調で海外需要も回復し、投入コストのインフレも緩和しています。公式非製造業PMIも50.2と予想を上回り、2カ月連続で拡大しました。通信、IT、金融サービスが成長を牽引する一方、不動産と航空輸送は依然として弱い状況です。 一方、イタリアのHCOBサービスPMIは6月に50.2となり、予想を下回り成長の鈍化を示しました。好調な数値にもかかわらず、イタリアのサービス業の拡大は予想より弱いものでした。 為替市場は中国のデータに対し落ち着いた反応を見せ、EUR/USDやUSD/JPYの動きは限定的で、市場の慎重な姿勢がうかがえます。全体として、中国とイタリアのサービス業は拡大を維持していますが、成長ペースは鈍化しています。