米国暗号資産流出急増、法案遅延とFRB動向が市場を揺らす
米国の暗号ファンドはClarity Act遅延で9.52億ドル流出。ETHとBTCが大きく影響、SOLとXRPは流入。FRBの68億ドル資金注入も市場動向に影響の可能性。
暗号資産投資商品は、年末最後の取引週に大規模な流出を記録しました。特に米国を中心としたファンドでは、Clarity Act(クラリティ法案)の遅延による規制不透明感の高まりを受け、9億5200万ドルの資金流出が発生しました。これは約1か月ぶりの大幅な流出で、4週間続いた資金流入の流れが反転した形です。流出の大半は米国に集中し、カナダやドイツでは小規模な流入が見られました。イーサリアム(ETH)は5億5500万ドルと最大の流出を記録し、ビットコイン(BTC)が4億6000万ドルで続きました。それにもかかわらず、イーサリアムは年初来で127億ドルの流入を維持しています。一方、ソラナ(SOL)とXRPは流れに逆らい、それぞれ4850万ドルと6290万ドルの流入を集めました。Clarity Actの遅延は、米国の暗号資産商品に引き続き圧力をかけると見られています。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)は2025年12月22日に68億ドルの資金を金融システムに注入する予定であり、この動きが流動性や投資家心理に影響を与え、暗号市場のダイナミクスに波及する可能性があります。