Andre Cronje:DeFiの分散性喪失と新潮流
Andre Cronjeは、DeFiの多くが分散性を失い、中央集権的な“onchain finance”へ進化しつつあると指摘しています。規制や信頼喪失も懸念されています。
Andre Cronje(Flying Tulip創設者、Fantom Network開発者)は、現在の多くの分散型金融(DeFi)プロトコルが本来の分散性や不変性を失い、“onchain finance(オンチェーンファイナンス)”という新たな形態へと進化していると指摘しています。 Cronjeは、真のDeFiは分散型・不変・仲介者なしであるべきだとし、現状ではこれらの条件を満たすプロトコルはほとんど存在しないと述べています。また、ユーザー保護を目的としたディスジャンクターや緊急コントロールの導入が、システムに中央集権的な要素を持ち込んでいると批判しています。 DeFiのロック総額(TVL)は2025年10月の1,670億ドルから2026年6月には750億ドルへ減少し、ユーザーの信頼喪失や自律性への懸念が浮き彫りになっています。さらに、欧州中央銀行はAave、MakerDAO、Uniswapなどの分散性に疑問を呈し、ガバナンストークンの80%以上が上位100名に集中している点を問題視しています。