流動性低下でビットコインDeFiが機関投資家重視に
ビットコインDeFiは流動性低下で機関投資家や長期保有者など資本力のある層に注力し、リテール層の普及は依然限定的です。
ビットコイン基盤の分散型金融(DeFi)プロジェクトは、全体的な流動性の大幅な縮小を受け、戦略の見直しを迫られています。現在は機関投資家、マイナー、長期ビットコイン保有者など、資本力のあるニッチなユーザー層をターゲットとする方向へシフトしています。 複数のデータによれば、DeFiプロトコルにロックされた総価値は2023年10月の約1,800億ドルから2026年6月には約700億ドルへと急減しています。そのため、Rootstockのようなプロジェクトは、リテールユーザーの獲得から、機関や大量のビットコイン保有者の特定ニーズに対応するプロダクト設計へと方針転換しています。 この傾向は、ビットコインレイヤー2プロジェクトであるBotanixの閉鎖にも表れており、ビットコインネイティブDeFiへの有機的需要の不足が閉鎖理由として挙げられました。堅牢なセキュリティ基盤や金融商品としての認知度向上にもかかわらず、ビットコインDeFiの需要は依然として一部の機関投資家に集中し、リテール層の普及は限定的です。