イーサリアム取引記録更新も価格は低迷
イーサリアムは2026年第1四半期に2億件超の取引を記録。レイヤー2成長やステーブルコイン増加が要因だが、ETH価格はピークから50%以上下落。
イーサリアムは2026年第1四半期、1四半期で初めて2億件を超える取引を処理し、過去最高記録を達成しました。これは2023年の約9,000万件という低水準からの力強いU字回復を示しています。2024年には取引活動が安定し、2025年を通じて加速しました。 この急増の主な要因は、BaseやArbitrumなどのレイヤー2ネットワークの拡大や、ステーブルコインの利用増加です。イーサリアム上のステーブルコイン供給量は過去最高の1,800億ドルに達し、世界市場の約60%を占めています。 一方で、イーサリアム価格は2025年8月の最高値(約5,000ドル)から50%以上下落し、現在は2,330~2,400ドル付近で取引されています。Dencunアップグレードでレイヤー2のデータコストは削減されましたが、取引量の増加が手数料やトークンバーン、ETH保有者への直接的な価値向上にはつながっていません。ネットワークの成長と価格パフォーマンスの乖離が目立っています。